塚本利政

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夢と誇りの持てる安心して暮らせるまちへ

 本市の抱える人口減少や少子高齢化、特に厳しい財政状況を目の当たりにし、その深刻な状況は未だかつてない危機に直面しているものと痛感しております。
同時に何としてもこの危機を乗り越え「夢と誇りの持てる安心して暮らせるまち」を実現していくことが私たちの使命であるとも考えております。
そのような厳しい状況の中であっても、まちづくりの道筋を示す羅針盤として、極めて重要な計画「新総合計画」の策定を進めるとともに、その先行版として「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定にも取り組んでまいります。
市民の皆様の多くのご意見を伺いながら地域の活力や魅力の向上、安心して生活できる地域づくりや安全で快適な都市機能の強化し、子育て・教育・文化の向上や女性の活躍推進を進める近未来へと歩んで参ります。〝今すぐできる事から一つひとつ着実に進めたい〟当初のスローガン通り、ポジティブに政策を実現しこの難局を乗り切ってまいります。

 

―監査委員として―

 明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、令和四年のお正月を、すがすがしく迎えられたことと、心からお慶び申し上げます。
皆様には、平素より私の市議会議員活動に対しまして、深いご理解ご協力を賜り、改めて感謝御礼を申し上げます。
昨年は新型コロナウィルス感染症の感染拡大により、様々な困難に立ち向かった一年でした。今年は、さらなる感染拡大を防ぎ、以前の生活、経済活動を取り戻すため、一生懸命活動してまいります。
さて、私は、令和2年7月1日から3回目の市の監査委員を拝命し、職責の重さを感じながら職務に励んでいます。
まずは、監査委員制度についてご説明します。普通地方公共団体といわれる県や市町村には、地方自治法の規定による監査委員制度があり、本市では議会の同意を得て、市長から選任された4人の監査委員が置かれています。そのうち2名が市議会議員から選任されております。
監査委員制度の大きな目的は、自治体の主として財務に関する事務について、法令に違反していないか、効率的に行われているかを監査し、その結果を住民に広く知らせることで、行政の公正で合理的かつ能率的な執行を確保しようとするためです。
私は、監査委員として、これまでの市議会議員としての経験を活かしながら、常に公平不偏の態度で臨んでおり、特に、市民の皆さんが納められた貴重な税金が市民サービスの向上に向けて有効、適切に使われているか、どうか事業の執行状況を審査するものであることから、法令への適合性や事業の正確性、経済性、効率性、有効性を特に意識しながら審査しています。
これからも、市の財務に関する事務の執行状況や住民監査請求による監査など、市民の代表として、使命感と責任感を持って職務を遂行してまいりたいと思います。